★余談★新卒就活面接対策
私が就活したのは今から20年程前、就職超氷河期でした。
有効求人倍率は、1.0を下回ってたかと思います。
つまり、職を選ばずに就活しても必ず誰かしら就職できない人が出てします状況です。
全員就職なんて無理ゲーです。
実際に、理系の大学出たのに希望でない飲食の店長候補職に就職したり、大学院出たのに就職先が決まらず実家の農家を継いだりした人が周りにいました。
30代になっても正社員として働いた事が無い同級生もいます。
そんな中、私はなんとか新卒で内定を頂けました。
そこに至までは大変で、エントリーは100社以上はしてましたし、面接も20社くらいまでは数えてましたが、そこから先は数えてないくらい落ちまくりました。
それでも、1浪1留のFラン大卒の私が東証一部上場の製薬メーカー(MR職)で内定をもらう事が出来たのです。
どうやったか?
前回のブログで、就活の途中で「覚醒」したと書きましたが、何をしたかについてお話しします。
就活した当初、私は面接マニュアル的な本を買って、一問一答を暗記して面接に望んできました。
が、その時は全然ダメでしたね。
覚えていない質問が来ると頭真っ白になりましたし、
「ちゃんと覚えられているかな」という不安で、かなりガチガチで面接に行ってました。
簡単に言うと、面接は自己PRと志望動機が言えれば良い、という話し。
この本を参考にして、何十社と面接を受けて来た結果、重要なのは次の3つとなります。
・自己PR
・志望動機
・声量
それぞれ説明します。
・自己PR
これは単純に、自分の長所を述べるだけでは弱いです。
「自分は○○が得意です。なぜなら学生時代〜〜をしたからです。それをするために・・・という工夫をしました。」くらい言えれば、他の志望者と差別化できます。
・志望動機
よくある、御社の経営理念に共感して〜は普通落ちます。
本気で共感しているのであれば、アリかもしれませんが、なかなか難しいかと思います。
志望動機は、その会社に入って何をしたいか、を言うことで差別化できます。
これを言う事によって、志望企業を調べて、さらに働くという事を具体的に想像しているんだよ、というアピールにつながります。
私が内定した製薬メーカーの場合ですと、「私は学生時代経験した〜〜の経験を○○という形で営業に活かして、御社の製品を1医院でも多くの所で使ってもらえるように、ガンガン新規開拓していきたいです。」的な事を言ってたかと思います。
・声量
何回か集団面接を受けて感じたのは、他の志望者の声ちっちぇ、でした。そうゆう私も声が小さい方でしたので、思い切って声量を大きくしました。
そうすると何故か面接の通過率が高くなったんですよね。
声量は小さいよりは大きい方が断然おすすめです。
今回は自分が就活面接のとき、どんな感じで臨んでたかを書きました。
思えば、就活は大変でしたが、楽しくもありました。
いろんな会社の本社に行き、他大学の学生と仲良くなったり、飲み行ったりして。
(今はコロナ禍なので、なかなか難しい所ではありますが。)
氷河期は氷河期なりの、コロナ禍はコロナ禍なりの就活の大変さがあると思います。
今回の記事が、就活生の参考になれば幸いです。