国内MBA入試〜試験対策編〜
3社目の歯科医療機器メーカーに勤めながら国内MBA入試対策をしました。
まず志望校選びですが、私は習いたい教授で決めました。
日本経営学重鎮の伊丹敬之先生のいる一橋大、マーケティングの権威である嶋口充輝先生のいる慶応大学が最初の志望校でした。
ただあるとき、嶋口先生が法政大学に移られたので、志望を慶応大学から法政大に変更しました。
一橋大MBAは国内MBAでは最難関でアカデミックなところが特徴です。国立なので、学費が安いのもメリットが高いです。
法政大MBAはかなり実践的な所が特徴です。学問を究めると言うよりは学問をビジネスに活かすという感じ。一般的なMBAは修了のために論文提出をするのですが、こちらはプロジェクト(新規ビジネス)の事業計画書の提出をします。1年で修了する事が可能なのも大きな特徴です。興味ある人は本も出ていますので、ご参照下さい。
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ちなみに、慶応大MBAはミニBCG(ボストン・コンサルティング・グループ)とも言われており、授業でひたすらケーススタディをやる、というのが特徴です。2年制ですが、成績下位は進学できず退学となります。
国内MBAについては、書籍も出ているの参考にしてみるのもありです。
修了生が本音で語る国内MBAスクール白書[本/雑誌] (ウインドミル国内MBA受験シリーズ) (単行本・ムック) / 飯野一 価格:4,400円 |
さて、一般的な国内MBA入試には、
・筆記試験(一次試験)
・面接(二次試験)
・研究計画書提出
が必要となります。
最初は独学で、経営学等の本を読んで勉強していたのですが、これでは受からないな、と思いました。
というのは、読むだけではアプトプットが出来ていないということと、研究計画書の書き方がよくわからない、という不安がありました。
そこで私は、国内MBA向けの予備校に通う事を決めました。
いくつか説明会を受け、河合塾系のKALSに通う事にしました。
理由は、
・家から近い横浜校がある
・横浜校ではDVD受講となるが、自分が好きな曜日、時間に受講できる
・河合塾のブランド
と行った所です。
KALSの授業は主に過去問を解く事でした。
詰め込み対策しかしてなかった自分としてはアウトプットの機会が出来たのは効果的だったと思います。
科目は経営学全般と英語だったと思います。
また、毎週宿題があり、予習復習を効果的にできました。
ちなみに宿題の提出は、解答用紙を事務に渡して、翌週採点されて返却されるという形式です。
予備校以外での勉強時間は一日1〜2時間程度。主に予備校の予習復習と経営関係の本を読むことを1年程続けました。
面接対策は池袋の本校で受けるものでしたが、当時仕事が忙しく、受けませんでした。
また研究計画書も添削を受けられるのですが、私の場合説明だけ聞いて、自分なりに作成して添削は受けませんでした。
そういった端折りが後の悲劇にもつながるのですが。。。
1年間の予備校通いの結果、志望校の合否は以下となりました。
第1志望 一橋大学大学院 一次試験合格、二次試験(面接)不合格
第2志望 法政大学大学院 一次試験合格、二次試験(面接)合格
合格した法政大学大学院へ入学を決めました。
ちなみに、私が感銘を受けた伊丹先生、嶋口先生の著書を紹介します。
MBA入試対策にも使えますので、受験される方は必読です。
この他、独学で色々本を購入しましたが、何使ったか正直忘れましたw
資金的に余裕がある方は予備校をお勧めします。
予備校での勉強と、講師の先生から紹介された書籍を読めば十分です。
国内MBA受験をされる方の多くが、勉強時間がなかなか取れない中での対策となりますが、Fラン大卒の私でも受かります。
頑張ってください!