国内MBA〜学生生活編〜
私は法政大MBA(イノベーション・マネジメント専攻)に行った訳ですが、
1年間通って感じたメリット・デメリットを紹介します。
- 知識を体系的に学べる
- これまでに無い人間関係
- 学生生活アゲイン
授業は経営学、マーケティング、ファイナンス、人事組織論など、経営に必要なものをしっかり学べます。独学で本等を学ぶよりは、きっちりと知識のつながりから理解できます。
授業形式は講義のあとグループディスカッションをして、授業の最後に発表するというのが一般的です。授業の最後に課題が出されるので、次回までレポート提出するパターンと、グループで話し合って次回授業でプレゼンするパターンがあります。
MBAには本当に様々な人がきます。年齢は20代〜60代くらいまで幅広く、現役経営者や元銀行員、大企業出身者、ベンチャー企業元経営者等バックグラウンドも様々です。外国人も1割くらいいます。男女比は男:女が8:2くらいの割合だったと思います。
今までの生活ではまず関わる事の無かった人達と出会います。
こう言った人達と本気でディスカッションするのは大きな経験です。
卒業後も貴重な人脈としてつながり、実際に仕事で助けてもらった事もあります。
そして、これも貴重な経験なのですが、学生生活が再び訪れます!
大学の図書館は使い放題、学園祭も参加しましたw
もちろん勉強で毎日忙しいのですが、本当に楽しい日々でした。
つぎは私が感じたデメリットです。
- 収入がなくなる
- ブランクができる
- MBAは資格ではない
学生になりますので、当然収入はなくなります。
バイトする事は不可能ではないと思いますが、せっかく勉強しに大学院行くので、私の場合は仕事をいっさいせずに勉強に集中しました。
しかし、容赦なくやってくる住民税!
正直、実家暮らしでなければ撃沈してました。
収入で不安がある方は、国内MBAには夜間校もあるので、そこも検討した方がいいかもしれません。
卒業後、就職活動する際気をつけなければならないのは、人事の人によっては、学生期間をブランクと見なす人が少なくないという事。
1年、ないし2年間は仕事してないと見られますので、再就職活動に不利に影響する場合があります。
それにMBAは資格ではありませんので、出たからといって、必ずしも就職に有利にならない、という覚悟は必要です。
私自身も就職活動はかなり苦戦しました。
覚悟が決まらない、という人はやはり行かない方が懸命です。
カルチャーセンター感覚で行くと、修了後かなり苦労します。
まずは独学で勉強してみるのもいいかもしれません。
ちなみに、こちらは大学院時代に良く読んだ本です。