痔の手術のはなし
大学院時代、一つの大きな決断をしました。
痔の手術です。
私は当時10年くらいイボ痔に悩まされていました。
市販の薬でなんとかやって来たのですが、あるときそれでは押さえきれない激痛が走ったのです。
(ちなみに私が愛用していたのがこちら)
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急いで病院で診てもらうと、イボの付け根が少しさけているとの事でした。
先生に言われたのは、
このまま薬でごまかし続けるか、手術するか。
10年間の苦労とお別れしたい!
という気持ちが強く、手術を決断しました。
日帰り手術で、費用は2万円弱だったかと思います。
朝、処方された浣腸をさし、腸の中をすっきりさせて病院に向かいました。
病院に着くと、手術着に着替え、控え室で待機です。
人生初の手術。内心ドキドキです。
そして、名前を呼ばれ、手術室へ。
手術台に猫背の様な座り腰に麻酔を打たれます。
ブロック注射といって、脊椎に注射で刺して麻酔をします。
チク、チク
今思えば、手術で一番これが痛かったかもしれません。
うつぶせになり、麻酔が効いた頃手術が開始されます。
肛門を何回か押されている感覚はありましたが、痛みは全くありませんでした。
「終了です」
え?もう終わり?
手術はあっという間、15分くらいで終わったと思います。
その後回復室に行きオムツを履き、控え室のベットで麻酔が抜けるのを待ち、診察を受けて帰宅となります。
そして翌日に経過を診てもらい、次は1ヶ月後見せに来てくれとの事。
しかし、ここからが大変でした。
肛門に負担をかけてはいけないので、処方された薬を飲んで、下痢の形で大便をします。
傷口は直ってないので、血が結構混じります。
正直気持ち悪い感じでしたね。下痢も、血も。
痛みは、術後2日くらい少しありましたが、処方された鎮痛剤で問題なかったです。
5日目くらいから出血は落ち着いてきますが、そこから完治までが長い。
赤い血は出なくなってくるのですが、汁が出てきます。
浸出液というものらしいのですが、これが治まるまで結構長く感じましたね。
何がつらいって、
汁が下着につかないようにガーゼを肛門に当てて、紙テープで止めるのですが、紙テープがかぶれるんです。
ケツが痛がゆい!
そこで良い方法を見つけたのです。
生理用ナプキン
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これをパンツの肛門側に貼るのです。
これでだいぶ助かりましたね。
買うのはさすがに恥ずかしかったので、当時の彼女(今の妻)に買って来てもらいました。
手術から今まで再発も無く、快適に暮らせています。
私は手術してよかったと思います。
10年くらい悩んでたのが何だったのか。
私が痔になった原因は、大便のときイキんでいたからです。
今はイキまないように注意して、健康なお尻で暮らしています。
もし、長い事悩んでいる人がいれば、私は手術をお勧めしています。
痛みが苦しい人は、まずは専門の先生に相談してみてください。