★10社目★不動産会社 土地活用営業 在籍1年1ヶ月
タクシーの仕事は私には合いませんでした。
乗務日がくるのが本当に苦痛で、1日も早く転職したかったのです。
そこで、すぐに入社できそうな会社を応募しまくって、たどり着いたのが不動産の会社だったのです。
不動産と言いましたが、いわゆる土地活用の提案営業です。
簡単に言うと、地主さんを見つけて、余っている土地にアパートを建てないか、という提案をして行く仕事です。
1日体験入社⇒面接⇒内定というものでした。
体験入社は、選考前に会社の雰囲気を知るためのものです。
具体的には、社員の営業マン1日に付いて行くだけのものです。さらに日給8000円ももらえます。
私が付いて行った営業の方は、私よりも年齢が少し下で、すごくフランクで優しい感じの人でした。ここで好感を受けた私は、選考を受ける事を希望しました。
面接は支店長・人事担当者とで行いました。
聞かれた内容は、これまでの経歴と志望動機で、むしろ「入社しないか」という説得を受けていた様な感じでした。支店長の方はパワフルで面倒見が良い感じを受けましたので、入社を決めました。
仕事の内容はシンプルです。
土地を持っている家を探して、そこにアパートを建てる提案をする。
見込みのお客様ができれば、上司主導での仕事となります。
つまり、アパートを建てるお客様を見つけてくる、というのが最初の仕事となります。
シンプルですが、めちゃめちゃキツい!
自分が担当するエリアの地図を渡され、地図にある全ての家を一日中飛び込みでピンポンして訪問。
たいていは門前払いされます。暴言も少なからず吐かれます。
また、一日中回って、今日は見込み一件もありませんでしたー、では帰れません。
目標としている成果が上がらないと激ツメされます。
一支店あたり、一人は精神科の病気に罹っているレベルです。
一方で、契約を取れればかなりのインセンティブを得る事ができます。
1年で2件の契約が取れれば、年収700〜800万はいきます。
私が所属していた支店では、1000万円プレーヤーが3名いました。
なかなか契約が取れず、疲弊したのが一番の理由ですね。
追い打ちで、入社して8ヶ月くらいめにコロナが国内にも蔓延しました。
これによって飛び込み訪問が更に厳しくなりましたね。
当時唯一持っていた案件も流れてしまい、自分の限界も感じて退職を決意しました。
この仕事、メンタルが強く、営業力に自信がある人はおすすめです。
逆にそのどちらも無い人は後悔します。慎重にご検討下さい。