★7社目★歯科医療機器メーカー(外資)営業職 在籍1年10ヶ月
7社目は、6社目の競合企業への転職となります。
業界では最大手の会社で、スイスに本社のある会社です。
今回は初めてのエージェント経由での転職となりました。
一次面接(人事)⇒二次面接(営業部長)⇒最終面接(社長)
という流れでした。
一次面接は、これまでの経歴や転職理由を主に聞かれました。
人事の方の面接で、オーソドックスな無いようだったかと思います。
エージェントさんから、面接で聞かれそうな事を予め教えてもらい、
志望動機、自己PRも整理できていたので、すんなり面接は通りました。
二次面接は営業部長だったこともあり、上記に加え、実務的な内容が多かったと思います。
現職の製品の弱点はなにか?
自社(面接企業)の強みは何だと思っているか?
もし自社(面接企業)の営業マンだったとして、どうやって現職のユーザーに自社の製品を導入してもらうか?
この辺は、常々考えていた事もありましたので、すんなり答えられました。
最終面接は社長とのことで、かなり緊張しましたが、内容は自己紹介と志望動機がメインで、突っ込んだ内容はありませんでした。顔合わせのみ感がありましたね。
結果は内定。
ただ、面接で希望の給料を聞かれた際、高い金額を言ったら落とされるんじゃないかという不安があったので、「御社の規定で大丈夫です」的な事を言っていました。
本音はできるだけ多く欲しかったので、エージェントさんに本音の希望年収を伝え、交渉してもらいました。
結果、概ね希望が通ったので、入社を決めました。
業界最大手なこともあり、営業スタイルは新規獲得よりは既存顧客の売上を維持・伸ばすことがメインでした。
前任担当者と比較されることもあり、自分的には新規獲得の方が向いているかなと思いました。
直行直帰のスタイルで、かなり自由が利きましたね。ただ業績が悪いと結構詰められます。
どれくらい売上が足りなくなりそうか?
どうやって足りない分を埋めるのか?
どこの顧客で埋めるのか?
いつまでに達成できるか?
気合いでやれ!って言われないのは自分には合ってましたが、逆に逃げ道が無いので、これはこれで大変でしたね。
私は都心エリアを担当していたのですが、歯科医院の診療は平日遅くまでやっている所が多く、商談は当然診療後となりますので、帰りは夜遅くになります。
また、土日も診療している歯科医院もあるので、私が休みの日でもお客さんから電話はかなり来ます。展示会や会社が主催するセミナーも土日祝日に開催するので、休日出勤は多いです。
仕事のために生きるような生活となり、子供が小さかった当時は正直寂しかったですね。
典型的な欧米企業なので、営業は特に実力主義です。
売上目標の達成具合ではインセンティブだけで年間700万円以上もらえる人もいましたし、販売した製品や新規開拓でもインセンティブがつくので、成果を出せば出す程収入は上がりました。
一方で、成果を出せないと最悪です。
売上目標の非達成具合によっては、もらったインセンティブを返金しなければならなかったり、地方へ転勤になったりします。
- 自由な社風
- 成果を出せばかなりの収入が得られる
- 数字のプレッシャーが半端ない
深夜までの営業、休日出勤、数字のプレッシャーの毎日で、かなり精神はすり減っていました。
そしてあるときついに、売上目標を大きく下回ってしまったのです。
恐怖のインセンティブ返金。
もう疲れましたわ。
という事で、転職を考えるようになりました。
そして、エージェント(7社目とは違う会社)経由で次の会社が決まり、退職致しました。